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数字の翻訳 スタンフォード経営大学院教授の「感情が動く数字」の作り方

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-478-11599-2
4-478-11599-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 198P 21cm

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要旨

ビジネスにおける「数字」の力、「数値化」のメリットはしばしば強調される。あらゆる意思決定の場面において、数値化されたデータは明確なエビデンスとなる。また、プレゼンなどのビジネスコミュニケーションの際に数字を使うことで説得力を強化できるかもしれない。だが、数字には「伝え方」があるのだ。
本書では、「ただの数字」を「伝わる数字」にする「言い換え=翻訳」の方法論を解説。一見難解に見えたり、身近に感じられない数字表現をわかりやすく、また感情に訴えられるような表現方法を、多数の例を用いて指南している。桁数の多い大きな数字をそのまま提示しても、ただ大きいとしか受け取られないことが多い。そこで、身近な「時間」や「暦」を使ったり、「1人あたり」など「1」を使って直感的に理解できるようにするなどの方法が効果的だという。
著者のチップ・ヒース氏はスタンフォード大学経営大学院教授。弟ダン・ヒース氏との共著『アイデアのちから』(日経BP)、『スイッチ!』(早川書房)などがニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなった。カーラ・スター氏はサイエンスジャーナリスト。報道番組のコメンテーターとしても活躍している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年7月12日]

商品内容

要旨

プレゼンの説得力、激変。直感に訴える「言い換え表現」100連発。

目次

1章 すべての数字を翻訳しよう相手にやさしい数字を使おう(すべての数字を「翻訳」する
数字を避ける 完璧な翻訳に数字はいらない ほか)
2章 なじみやすく具体的な「人間のスケール」に変換しよう(「ほどよい尺度」を探す―シンプルで見慣れた比較でわかりやすくする
具体的なものに変換する ほか)
3章 感情的な数字で人々の考え方や行動を変えよう(フローレンス・ナイチンゲールの手法―感情に「相乗り」して無味乾燥なデータを避ける
原則1 バスケットを小さくそろえる ほか)
4章 縮尺モデルをつくろう(「目印」を見つけて地形を地図に落とし込む
できるだけ「既存の地図」を使う
扱いやすい「縮尺モデル」をつくる)
エピローグ 数字の価値
付録 数字を相手にやさしくする方法

出版社・メーカーコメント

プレゼンの説得力、爆上がり。スタンフォード経営大学院教授が教える、直感に訴える「数字の言い換え表現」100連発。×40%の人が、トイレのあと手を洗っていません。◯あなたが握手する5人に2人は、トイレのあと手を洗っていないかも。×「平均的なアメリカ人はSNSを1日2時間ほど利用します」◯「金曜だけSNSをやめれば5か月で『戦争と平和』を読破できます」×「1万3095人中7857人の兵士が命を落とした」◯「兵士1000人あたり600人が死亡した」×「家畜の温室効果ガス排出量は、世界全体の排出量の145%を占める」◯「もし世界中の牛が集まって国をつくったら、世界第3位の温室効果ガス排出大国になる」全米ベストセラーの超実践的メソッド。世界150万部超 『アイデアのちから』 著者最新作。全員、数字に強くなる本。

著者紹介

ヒース,チップ (ヒース,チップ)   Heath,Chip
スタンフォード大学経営大学院教授。弟ダン・ヒースとの共著『アイデアのちから』(日経BP)、『スイッチ!』『決定力!』(以上、早川書房)、『瞬間のちから』(ダイレクト出版)の4冊は原書がすべてニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなり、全世界の総発行部数は300万部超。500社を超える新興企業の戦略とミッションの明確化を支援してきた
スター,カーラ (スター,カーラ)   Starr,Karla
サイエンスジャーナリスト。初の著書『Can You Learn to Be Lucky?』(未邦訳)でプロフェッショナル・ジャーナリスト協会の最優秀科学・健康賞を受賞。科学雑誌への寄稿、報道番組のコメンテーターとしても活躍する
櫻井 祐子 (サクライ ユウコ)  
翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒。大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)