人種の母胎 性と植民地問題からみるフランスにおけるナシオンの系譜
出版社名 | 人文書院 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-409-04127-7
(4-409-04127-4) |
税込価格 | 5,500円 |
頁数・縦 | 409P 20cm |
商品内容
要旨 |
解きがたく結びついた性と人種。17・18世紀のフランスでは、女性はか弱く虚弱な身体を持つゆえに劣っているとされ、その不健康さは男女の不平等を正当化するものであった。この性的差異の概念化が、いかにして植民地における人種化の理論的な鋳型となり、支配を継続させる根本原理へと変貌をしたのか、その歴史を鋭く抉り出す。 |
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目次 |
1 女性たちの病気(気質 |