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オパールの炎

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-12-005788-5
4-12-005788-7
税込価格 1,870円
頁数・縦 217P 20cm

商品内容

要旨

一九九九年に日本でピルが承認される約三十年前に、ピル解禁と中絶の自由を訴える一人の女がいた。派手なパフォーマンスで一躍脚光を浴びるも、その激しいやり口から「はしたない」「ただのお騒がせ女」などと奇異の目で見られ、やがて世間から忘れ去られてしまう―。謎多き女をめぐる証言から、世の“理不尽”を抉りだす圧巻の傑作長篇!

出版社・メーカーコメント

時代に先駆けてピル解禁を訴えていた女は−−突然、姿を消した。謎多き女をめぐる証言から、世の“理不尽”を抉りだす圧巻の傑作長篇。

著者紹介

桐野 夏生 (キリノ ナツオ)  
1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、10年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、11年同作で読売文学賞、23年『燕は戻ってこない』で毎日芸術賞及び吉川英治文学賞を受賞。15年、紫綬褒章を受章。21年早稲田大学坪内逍遙大賞、24年日本芸術院賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)