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明日、晴れますように 七夜物語 続

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-02-251990-0
4-02-251990-8
税込価格 2,090円
頁数・縦 473P 20cm

商品内容

要旨

著者の長編ファンタジー『七夜物語』から12年、次世代を生きる子どもたちの物語。いまほど世の中の仕組みが複雑ではなかった一九七〇年代。『七夜物語』という不思議な本の世界を冒険した子どもたちがいた。鳴海さよと仄田鷹彦。七つの夜をめぐる冒険は、二人にとって大切な経験となるが、さよも仄田くんも「夜の世界」の出来事を決して思い出すことはなかった。あれからおよそ三十年―。さよの息子「絵」と仄田くんの娘「りら」は、両親と同じ小学校でクラスメートになっていた。二人もまた『七夜物語』の世界へと導かれるのか?二〇一〇年の現代を舞台に、十歳から十一歳へと成長する二人の変化の兆しと、子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、そのきらめきを届ける物語は、二〇一一年の「あの日」へと向かっていく。

出版社・メーカーコメント

いまほど世の中の仕組みが複雑ではなかった1970年代。 『七夜物語』という不思議な本の世界を冒険した子どもたちがいた。 鳴海さよと仄田鷹彦。七つの夜をめぐる冒険は、二人にとって大切な経験となるが、 さよも仄田くんも「夜の世界」の出来事を決して思い出すことはなかった。 あれからおよそ30年――。 さよの息子「絵」と仄田くんの娘「りら」は、両親と同じ小学校でクラスメートになっていた。 二人もまた『七夜物語』の世界へと導かれるのか?  2010年の現代を舞台に、10歳から11歳へと成長する二人の変化の兆しと、 子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、 そのきらめきを届ける物語は、2011年の「あの日」へと向かっていく。 著者の長編ファンタジー『七夜物語』から12年、 次世代を生きる子どもたちの物語

著者紹介

川上 弘美 (カワカミ ヒロミ)  
1958年生まれ。94年「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞し、デビュー。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』で紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『水声』で読売文学賞、16年『大きな鳥にさらわれないように』で泉鏡花文学賞、23年『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』で野間文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)