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不連続殺人事件

中公文庫 さ77−3

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-12-207531-3
4-12-207531-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 453P 16cm

商品内容

要旨

それは、「人生最高のゲーム」だった―日本の本格ミステリ史上屈指の名作『不連続殺人事件』。その誕生背景には、若き文学者たちが戦時下に行い、のちに伝説となった幾度もの「犯人当て」の会合があった。荒正人・大井広介・平野謙ら、坂口安吾の“ライヴァル探偵”たちによる貴重な回想・証言と、小説本篇を初めて一冊に。

目次

不連続殺人事件
安吾探偵とそのライヴァルたち(平野謙
大井広介
荒正人
江戸川乱歩
荒正人・江戸川乱歩・大井広介
埴谷雄高
佐々木基一)

出版社・メーカーコメント

日本の本格ミステリ史上屈指の名作と、その誕生背景にあった戦時下の「犯人当て」ゲーム。小説とモデル人物たちの回想録を初めて一冊に。〈解説〉野崎六助

著者紹介

坂口 安吾 (サカグチ アンゴ)  
1906(明治39)年新潟市生まれ。東洋大学文学部印度哲学倫理学科卒業後、同人誌『言葉』を創刊。31年に『青い馬』に発表した短篇「風博士」が牧野信一に激賞され、新進作家として認められる。戦後、『堕落論』『白痴』などで新文学の旗手として脚光を浴びる。55(昭和30)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)