倫理資本主義の時代
ハヤカワ新書 028
出版社名 | 早川書房 |
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出版年月 | 2024年6月 |
ISBNコード |
978-4-15-340028-3
(4-15-340028-9) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 298P 18cm |
商品内容
要旨 |
いまや資本主義は行き詰まり、世界は「入れ子構造の危機」に瀕している。だが停滞と貧困をもたらす「脱成長」に活路はない。我々が目指すべきは道徳的価値と経済的価値の再統合、すなわち「倫理資本主義」だ。最高哲学責任者(CPO)と倫理部門が企業をリードし、子どもたちが投票権を持ち、AIを社会的技術として再定義する―このパラダイムシフトはいかにして実現可能か?アダム・スミス、カント、マルクス、アドルノらの哲学的蓄積の上に、世界のあるべき姿を大胆かつ精緻に立ち上げる。 |
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目次 |
第1部 哲学者、経済を考える(「倫理」「資本主義」「社会」を定義する |
出版社・メーカーコメント
資本主義は環境破壊や貧困など様々な問題を引き起こしているが、改善のために必要なのはその放棄ではなく「倫理」の組み込みだ−−史上最年少でボン大学の哲学科正教授に就任し、いま最も世界の注目を集める哲学者が語る「倫理資本主義」の理論と具体策の全て