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なぜ人はアートを楽しむように進化したのか

出版社名 草思社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-7942-2733-1
4-7942-2733-7
税込価格 2,970円
頁数・縦 346P 19cm

商品内容

要旨

世界のどこにでも普遍的に、かつ太古から存在する「アート」。生物学的に見て、人はそれを生み出す本能をあらかじめ持ち、進化してきたといえるのだろうか。脳科学、神経科学、進化心理学などの見地から、体、数式、食事、貨幣、そして芸術の「美」を考察。人が生きるうえで「美」がどのような役割を果たし、人がアートを愛するに至るのかを明らかにする!

目次

第1部 美(美とは何か
魅惑的な顔
顔の美の尺度 ほか)
第2部 快感(快感とは何か
食べ物
セックス ほか)
第3部 アート(アートとは何か
アート 生物学と文化
アートの記述科学 ほか)

出版社・メーカーコメント

世界のどこを見ても普遍的、かつ太古から存在している「アート」。このことを生物学的に考えたとき、人はそれを生み出す本能をあらかじめ持ち、進化してきたといえるのだろうか?脳科学、神経科学、進化心理学などの見地からこの疑問に取り組み、、顔、体、数式、食事、貨幣、そして芸術の「美」を考察。人が生きるうえで「美」がどのような役割を果たし、人がアートを愛するに至るのかを明らかにする、画期的書籍!【項目より】・人には「アートの本能」があるのか?・美しいとみなされる顔の基盤は存在する ・美に反応する脳の部位はどこ? ・数式に美を感じるのは適応的なものなのか? ・アートは文化と生物学的要請のどちらなのか? ・アートの本能の存在を検証する【本書で触れられるさまざまな「美」】顔、体、数式、言語、風景、食事、セックス、貨幣、ラスコーの壁画、パブロ・ピカソ、モナ・リザ、ジャクソン・ポロック、アンドレス・セラーノ、フェリックス・ゴンザレス=トレス、艾未未、クジャク、ジュウシマツ……

著者紹介

チャタジー,アンジャン (チャタジー,アンジャン)   Chatterjee,Anjan
ペンシルヴァニア大学認知神経科学センター教授。神経科学、心理学、神経美学、脳科学を専門に研究している。2002年、米国神経学会よりノーマン・ゲシュウィンド賞(行動・認知神経学部門)を受賞
田沢 恭子 (タザワ キョウコ)  
翻訳家。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)