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まぼろしの雲豹をさがして

山烋のえほん

出版社名 工学図書
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-7692-0508-1
4-7692-0508-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 36P 28cm

商品内容

要旨

台湾の森ふかくに棲むという雲豹は、古くよりその美しい毛皮から人に追われる動物であった。その雲豹に魅せられた二人の男―外交官ロバート・スウィンホーと生態学者姜博仁が150年の年月を超えて行動する姿を描いた1冊。豊かな自然と文化が存分に表現されたページをひらき、伝説の雲豹をさがす旅に出かけよう!

著者紹介

鄒 駿昇 (ページ ツォウ)  
台中の豊原出身。中国の伝統的な水墨画と日本のコミックアートから大きな文化的影響を受けたという。イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて、コミュニケーション・美術・デザイン修士を取得。ワールド・デザイン・キャピタル台北やイタリア・ボローニャ国際絵本原画展台湾館のキュレーターを務める。現在は吉日設計工作室で美術指導を行う。卒業制作がフランスの雑誌『WAD』から新進気鋭の作品のひとつに選ばれるなど、国際的な評価も高い。ボローニャ国際絵本原画展入選、ボローニャ・ラガッツィ賞審査員特別賞受賞、アメリカのイラストレーションコンペ3×3最優秀賞受賞、ボローニャSM出版賞受賞など、受賞歴多数。海外の出版社でも絵本を多数刊行している
東山 彰良 (ヒガシヤマ アキラ)  
1968年台湾生まれ。2002年に第1回「このミステリーがすごい!」大賞の銀賞・読者賞を受賞し、翌年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。『路傍』で第11回大藪春彦賞、『流』で第153回直木三十五賞、『罪の終わり』で第11回中央公論文芸賞、『僕が殺した人と僕を殺した人』で第34回織田作之助賞、第69回読売文学賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞。そのほか『怪物』『わたしはわたしで』『邪行のビビウ』など著書多数。猫とお酒をこよなく愛し、ラジオ番組のパーソナリティーも務める。絵本の翻訳は本作が初めてとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)