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致死量の友だち

二見文庫 た1−1

出版社名 二見書房
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-576-24064-0
4-576-24064-1
税込価格 968円
頁数・縦 327P 15cm

商品内容

要旨

学校で苛烈な虐めをうける宇打ひじり。死をも考え始めてしまうような状態の中、美しいクラスメイトの夕実から一緒に復讐しようと誘われる。夕実も校内でおぞましい仕打ちをうけていたのだ。夕実に誘われるまま、毒を使って仕返しを考えるようになったひじりは、彼女から毒の知識を得ていくとともに、美しい彼女へ憧れや恋にも似た依存を強めていく。そんな中、ひじりが絶望に打ちひしがれる事態が起こり、思わぬ事件に発展してしまう。悲劇の裏にひそむ悪意にひじりは動揺しながらも、クラスメイトとともに事件を調べるようになるが、ついには学園中を巻き込んだ大きな惨劇が発生してしまう。―その裏には驚きの事実が待ち受けていた。

出版社・メーカーコメント

一緒にあいつらに復讐しましょう。凄惨な虐め、離散同様の家族−−「死」を覚悟したとき、傍らでささやく美しいクラスメイト。彼女は毒を隠し持つ麗しい女王蜂だった。「 別に、生きていて欲しい人なんていない…… 」 「 そう、なら皆殺しでいいのね 」学校で苛烈な虐めをうける宇打ひじり。死をも考え始めてしまうような状態の中、美しいクラスメイトの夕実から一緒に復讐しようと誘われる。夕実も校内でおぞましい仕打ちをうけていたのだ。夕実に誘われるまま、毒を使って仕返しを考えるようになったひじりは、彼女から毒の知識を得ていくが、美しい彼女へ憧れや恋に似た依存を強めていく。そんな中、ひじりが絶望に打ちひしがれる事態が起こり、思わぬ事件に発展してしまう。その悲劇の裏にひそむ悪意にひじりは動揺しながらも、クライメイトとともに事件を探るようになるが、ついには学園中を巻き込んだ大きな惨劇が発生してしまう。−−その裏には驚きの事実が待ち受けていた。大幅改稿に加え、単行本では語られなかった後日譚まで収録。

著者紹介

田辺 青蛙 (タナベ セイア)  
大阪生まれ。2006年、『てのひら怪談』に受賞作を含む5作品が掲載される。2008年、第15回日本ホラー大賞短編賞を「生き屏風」で受賞。同作で角川ホラー文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)