ポコペン!
出版社名 | イマジネイション・プラス |
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出版年月 | 2024年6月 |
ISBNコード |
978-4-909809-57-5
(4-909809-57-0) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 1冊(ページ付なし) 24×24cm |
NetGalley 会員レビュー レビュアー おすすめ度 「缶蹴り」ってある意味残酷な遊びですよね。オニじゃない子がまとまると、まあくんのようにずっとオニをしなくなってしまうこともある。この絵本はそんなつらさ・悲しさを体験できる本です。…なんていうと、「こんな絵本、読みたくない」と思われそうですね。でもぜひ読んでみてください。「読みたくない」と感じる子ほど、自分が思っていることが正しいんだと自信を持つようになる、そんな気がします。また、そんなふうに自信を持った子が大人になってから活躍する世の中にどんどんなっていくでしょうね。いつもオニにならないまま「缶蹴り」を終わる子より。そう強く思います。 図書館関係者 おすすめ度 缶蹴りって私の所ではポコペンって言わなかったけど遊んだ思い出がある。足の速さを考えたり、ここまで来た時にこんな反応をするって仮定をして試してみる、みたいな自分と他人の力量を図る楽しいゲームだったな。逃げるほうの力量と、鬼の子の力量が違いすぎると何度も繰り返しになったりもしたなあ。この話では相手の気持ちをわかってあげる、そこから親近感が芽生えるかも、という感じの雰囲気がさらりと描かれている。こういう独特な遊び、今はみんな集まっても携帯ゲームだけど、読み手の大人がこれも楽しいよって教えてあげられるような機会があるといいなあって思わされました。 教育関係者 おすすめ度 「かんけりかぁ、懐かしいなぁ」みんな、楽しそう。それが、なんだか妙な方向へ。まあくんが泣きそうになっていく。それに声をかけるトムくん。再開したかんけりは、何とまあくんが困ったやり方だった。そして夕方。トムくんだけのこして一斉に帰っていく子ども達の表情は楽しそう。次のページは綺麗な綺麗な夕焼け。そして、トムくんに歩み寄っていく緑色の服の子。2人はこれからどんな話をするのだろう。読み始めた時とは全く異なる思いに包まれて、しばらく絵本を閉じることができなかった。楽しいだけが絵本ではなく、伝えたいことがある絵本もあり、それがこの本なのだと思った。 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
商品内容
要旨 |
みんなで仲良く遊んだら楽しい、ってどうしてわからないんだろう?おもいやり・やさしさのお話。 |
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