• 本

あるいは誰かのユーウツ

出版社名 講談社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-06-535712-5
4-06-535712-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 217P 20cm

商品内容

要旨

思春期って、いろいろ大変!第二次性徴期を経た中学2年生たちの戸惑いや悩みを描く、6つのストーリー。日本児童文芸家協会賞受賞作家最新作!

出版社・メーカーコメント

「お前もそろそろ大人になれ。今はお前にとっても、とても大事な時期なんだぞ。」最近やる気がなくて練習をサボり気味の悠太は、合唱部の顧問から1週間の部活禁止を食らってしまう。ボカロ好き男子のモヤモヤさをとらえた「人魚姫の憂鬱」ほか、第二次性徴期を迎えた中学2年生たちの戸惑いや悩みを描く、6つのストーリー。「人魚姫の憂鬱」……合唱部の悠太は、このところスランプぎみ。顧問の先生からは『大人になれ』と言われるが。「赤い潮」……あかりは生理が重い。ある日、落としたナプキンをクラスメイトの男子に拾われてしまい−−。「私はフリーダ」……バスケ部の早記は体毛が濃いのが悩み。でも美術の授業で見たフリーダ・カーロの絵に引きつけられて。「3段ホックとナベシャツ」……オタクキャラの冨岡の悩みは胸が大きいこと。電車の中で痴漢に遭いかけたところを、クラスメイトの真中さんに助けられる。「誰のことも好きじゃない」……どうしてみんな、あんなに恋バナが好きなんだろう?私には恋がわからない。わかりたいとも思わない。「NOMEANSNO」……孝之の母親は恋愛小説の大人気作家。ずっと隠していたのに、先生の軽率なひと言でクラスじゅうにバレてしまって。小学上級から

著者紹介

天川 栄人 (テンカワ エイト)  
岡山県生まれ。京都大学総合人間学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。第9回集英社みらい文庫大賞にて大賞受賞、『おにのまつり』(講談社)で第9回児童ペン賞「少年小説賞」受賞、『セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏』『アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬』(講談社)で第48回日本児童文芸家協会賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)