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かなりいいかげんな略歴 エッセイ・コレクション 1 1984−1990

岩波現代文庫 文芸 360

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-00-602360-7
4-00-602360-X
税込価格 1,573円
頁数・縦 357P 15cm

商品内容

要旨

一九八三年、二七歳の春。規定枚数二五〇枚の新人賞に、七〇〇枚の原稿を送った。ペンネームは佐藤正午。翌八四年、青年はプロ作家の道を歩き始める。やがて小説の名手と呼ばれる彼は、その若き日々に何を想い、綴ったのか―。デビュー作『永遠の1/2』の受賞記念エッセイである表題作、初の映画化をめぐる顛末記「映画が街にやってきた」など、瑞々しく親しみ溢れる初期作品を収録。

目次

一九八四年
一九八五年
一九八六年
一九八七年
一九八八年
一九八九年
一九九〇年
初出不明

出版社・メーカーコメント

作家人生を歩み始めたばかりの若者。やがて小説の名手と呼ばれる彼は、その未知なる日々に何を想い、綴ったのか−−。デビュー作『永遠の1/2』の受賞記念エッセイである表題作、初の映画化をめぐる顛末記、友人から預かった猫と漱石・谷崎の小説を題材にした「猫と小説家」など、瑞々しくユーモア溢れる初期作品を収録。

著者紹介

佐藤 正午 (サトウ ショウゴ)  
1955年8月25日、長崎県佐世保市生まれ。北海道大学文学部中退。1983年、『永遠の1/2』(集英社、1984年)で第7回すばる文学賞を受賞。2015年、『鳩の撃退法』(小学館、2014年)で第6回山田風太郎賞を受賞。2017年、『月の満ち欠け』(岩波書店)で第157回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)