明智恭介の奔走
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2024年6月 |
ISBNコード |
978-4-488-02906-7
(4-488-02906-X) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 295P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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明智恭介の奔走
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
ミステリマニア明智君の奮闘しながらの名探偵ぶりが実におもしろい。
「屍人荘の殺人」など話題の人気シリーズ初の連作短編集。読んでいて、いかにも「いま探偵小説を読んでいるぞ」という素直な満足感にどっぷりと浸れる。随所に挟み込まれる古典ミステリネタにミステリファンはほくそ笑んでしまうだろう。
この本で明智恭介への興味がグッと沸いてきたら、このミス第1位獲得の「屍人荘の殺人」を読まずにはいられなくなるだろう。(2024年8月22日)
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商品内容
要旨 |
探偵というものは、なかなかに難しい。『屍人荘の殺人』以前―神紅大学ミステリ愛好会・明智恭介が遭遇した事件。 |
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出版社・メーカーコメント
神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。事件を求めて名刺を配り歩く彼は、果たして名探偵なのか、ただのトラブルメーカーなのか−−大学のサークル棟で泥棒同士が鉢合わせした盗難騒ぎ、夏休み直前に起きた宗教学試験問題漏洩事件、助手であり唯一の会員・葉村譲を巻き込んで繰り広げる日常の謎など、『屍人荘の殺人』以前に起きた5つの事件を描く、待望の〈明智恭介〉シリーズ第一短編集!