文藝春秋と政権構想
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年7月 |
ISBNコード |
978-4-06-536426-0
(4-06-536426-4) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 231P 19cm |
商品内容
要旨 |
この本に掲げた四人の政治家には、それぞれ別の角度から影響を受けた。細川護煕には「政治のダイナミズム」を、梶山静六には「政治哲学の王道」と「政策立案の基礎」を教わった。安倍晋三には、この国に脈々と受け継がれる長州閥の「政治の知恵」を、菅義偉には、文字通り「政治の修羅場」と「改革とは何か」を間近で見せてもらったように思う。これから書いていこうと思うのは、政権構想や経済政策をめぐる、政治家たちと一編集者との関わりの物語である。―「はじめに」より。 |
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目次 |
第1章 安倍晋三―鳴り物入りで始まった経済政策「アベノミクス」。その策定にひそかにかかわった筆者は、次第に疑問を抱くようになる。無制限金融緩和、ゼロ金利継続は本当に正しかったのか? |
出版社・メーカーコメント
文春の名物編集者は、政治に嵐が吹き荒れるとき、政権幹部と密室で何を話し合っていたのか?政界、官界のキーマンが実名でぞくぞく登場。全ビジネスパーソン必読の、手に汗握る「政治経済裏面史」。週刊文春、月刊文藝春秋の編集長を歴任し、数々のスクープをものにした著者による「政治取材の全記録」。実は著者の鈴木氏は、時の政権の「政権構想づくり」に深くかかわっていた。本書で取り上げられるのは、四つの政権(政治家)。第一章 安倍晋三第二章 菅義偉第三章 梶山静六第四章 細川護熙いずれも日本のターニングポイントとなった時代である。政治は夜に動く。雑誌ジャーナリズムが政治報道において果たした役割とは。