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土左日記

河出文庫 ほ16−1 古典新訳コレクション 27

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-309-42118-6
4-309-42118-0
税込価格 660円
頁数・縦 156P 15cm

商品内容

要旨

「をとこもすなる日記といふものををんなもしてみむとてするなり」―平安時代前期から中期にかけて活躍した歌人・紀貫之によって書かれた日本最古の日記文学。土佐国司の任を終えて京に戻るまでの五十五日間の船旅を、堀江敏幸による試みに満ちた新訳で味わう。貫之の生涯に添い、自問の声を聞き、その内面を想像して書かれた緒言と結言を合わせて収録。

目次

貫之による緒言
土左日記
貫之による結言

著者紹介

堀江 敏幸 (ホリエ トシユキ)  
1964年岐阜県生まれ。1999年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、2001年「熊の敷石」で芥川賞、2003年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、2004年同作収録の『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、木山捷平文学賞、2006年『河岸忘日抄』、2010年『正弦曲線』で読売文学賞、2012年『なずな』で伊藤整文学賞、2016年『その姿の消し方』で野間文芸賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)