ブレグジットの日に少女は死んだ
小学館文庫 ク10−1
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2024年7月 |
ISBNコード |
978-4-09-407296-9
(4-09-407296-9) |
税込価格 | 1,408円 |
頁数・縦 | 565P 15cm |
商品内容
要旨 |
二〇一六年六月、EU離脱を問う国民投票の日。ヨークシャーの海辺の町で、十六歳の少女が暴行を受け焼き殺された。犯人は同じ高校に通う十六歳と十七歳の少女三人。ジャーナリストのカレリは背景を取材し、被害者と加害者の生い立ちから事件に至るまでをまとめたノンフィクションを発表したが、内容に問題があるとの訴えが寄せられ、本は回収に。凄惨な事件が起きるまでに少女たちに何があったのか、ノンフィクションの内容は真実なのか―。英国の新星がカポーティ『冷血』にオマージュを捧げた衝撃の疑似ノンフィクション型犯罪小説。 |
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出版社・メーカーコメント
英国で話題の疑似ノンフィクション犯罪小説 2016年6月、EU離脱を問う国民投票が行われた日、ヨークシャーの海辺の寂れた町で、16歳の少女が暴行を受けた上にガソリンをかけられ焼き殺された。犯人は同じ高校に通う16歳と17歳の少女3人だった。 ジャーナリストのカレリは事件の地に居を移して背景を取材し、被害者・加害者の生い立ちから事件に至るまでをまとめたノンフィクションを発表した。しかし、取材を受けた者たちから本の内容に誇張や曲解、捏造があるとの訴えが寄せられ、違法な取材手法も発覚、本は回収に。凄惨な事件が起きるまでに少女たちに何があったのか、そしてノンフィクションの内容は真実なのか−−。「グランタ誌の選ぶ最優秀若手作家」の一人イライザ・クラークが、T・カポーティ『冷血』にオマージュを捧げた衝撃の疑似ノンフィクション型犯罪小説。ごく普通の少女たちが怪物になるまでをリアルに描き、悲劇すら消費してしまう現代社会を告発したディラン・トーマス賞候補作。