人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」
NHK出版新書 724
出版社名 | NHK出版 |
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出版年月 | 2024年7月 |
ISBNコード |
978-4-14-088724-0
(4-14-088724-9) |
税込価格 | 1,023円 |
頁数・縦 | 251P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 世界一の乗降客数を誇る新宿駅周辺の整備計画がいよいよ動き出すなど、東京をはじめとする大都市を中心に高層化を含む再開発がいたるところで進められている。一方でそれによる街の変容に懸念を持つ人も少なくない。高層化ありきではない、住民目線や街の個性を置き去りにしない再開発はどうあるべきか。本書では、東京の各地区や地方都市などで進む再開発の実情を、徹底した現地取材によりリポート。高層ビルやタワーマンションの建設の陰で昔ながらの商店街や呑み屋街が失われるケース、あるいは高層化できないことを逆手にとって、住民や、街のファンを「支援」しながら個性的な開発を進める下北沢のような事例を多面的に考察している。人口減少による需要減や建設等の人手不足、資材の高騰などの困難を乗り越えた先にある、持続可能なまちづくりはどういうものなのだろうか。著者としてクレジットされているNHK取材班は、2024年1月20日に放送のNHKスペシャル「まちづくりの未来 ~人口減少時代の再開発は~」を制作したチーム。また、クローズアップ現代にて「再開発はしたけれど 徹底検証・まちづくりの“落とし穴”」、首都圏情報ネタドリ!にて「急増!“駅前・高層”再開発 家選び・暮らしはどう変わる?」等を制作している。 |
商品内容
要旨 |
福岡、秋葉原、中野、福井など、現地の徹底取材から浮かび上がる再開発の光と影。その再開発は、高層化ありきのスキームとなっていないか、資材や人件費の高騰による財政リスクにどう対処しているか、街の個性や住民目線を置き去りにしてはいないか、そして、次世代に引き渡せるものとなっているか―多面的に検証する。 |
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目次 |
序章 なぜ全国の都市で高層ビルによる再開発事業が進むのか |
出版社・メーカーコメント
福岡・秋葉原・中野・福井など、今まさに変わろうとしている都市たち。現地の徹底取材から再開発の裏側に迫っていく。その再開発は、高層化ありきのスキームとなっていないか。街の個性や住民目線を置き去りにしてはいないか。そして、次世代に引き渡せるものとなっているのか−−多面的な側面から検証する。