• 本

起終点駅

講談社文庫 さ128−3

出版社名 講談社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-06-533785-1
4-06-533785-2
税込価格 748円
頁数・縦 282P 15cm

商品内容

要旨

愛する女性を失い、己を罰するように生きてきた鷲田完治。国選弁護人として静かに暮らす彼の前に、弁護を担当した椎名敦子が現れる。人を捜してほしいという。個人の依頼は受けないはずだったが、寄る辺のない彼女の人生を知り、完治の心は動き始める(起終点駅)。北海道に生きる人々の孤独と光を描いた名篇集。

出版社・メーカーコメント

終点はやがて、始まりの場所となる−−。人生の終わりに向かう男女が、果ての街で出会い、分かち合ったものは。直木作家の代表作!愛する女性を失い、己を罰するように生きてきた鷲田完治。国選弁護人として静かに暮らす彼の前に、弁護を担当した椎名敦子が現れる。ある人を捜してほしいという。個人の依頼は受けないはずだったが、寄る辺のない彼女の人生を知り、やがて完治の心は動き始める(表題作「起終点駅」)。北海道に生きる人々の孤独と光を描いた名篇集。解説は本屋大賞作家・町田そのこ氏!24年5月から桜木紫乃、4作連続刊行! 第一弾『凍原』、第二弾『氷の轍』に続き、本作『起終点駅 ターミナル』、8月『霧』と続きます。

著者紹介

桜木 紫乃 (サクラギ シノ)  
1965年北海道釧路市生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞し、’07年同作を収録した単行本『氷平線』でデビュー。’13年『ラブレス』で第19回島清恋愛文学賞、『ホテルローヤル』で第149回直木賞、’20年『家族じまい』で第15回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)