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小説きみの色

宝島社文庫 Cさ−20−1

出版社名 宝島社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-299-05077-9
4-299-05077-0
税込価格 820円
頁数・縦 334P 16cm

商品内容

要旨

人が「色」で見える少女・トツ子は、美しい色を放つ同級生・きみと、他校の音楽好きの少年・ルイとバンドを組むことに。バンドの練習場所は離島の古教会。音楽で心を通わせていく三人のあいだに、友情とほのかな恋のような感情が生まれはじめ―。やがて訪れる学園祭、初めてのライブ。観客の前で見えた三人の「色」とは。山田尚子監督が描く「音楽×青春」のアニメ映画を、完全ノベライズ!

出版社・メーカーコメント

高校生のトツ子は、人が「色」で見える。そんなトツ子は、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみと、街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年・ルイとバンドを組むことに。トツ子をはじめ、それぞれが誰にも言えない悩みを抱えていた……。バンドの練習場所は、離島の古教会。音楽で心を通わせていく三人のあいだに、友情とほのかな恋のような感情が生まれ始める。周りに合わせ過ぎたり、ひとりで傷ついたり、自分を偽ったり−−やがて訪れる学園祭、そして初めてのライブ。会場に集まった観客の前で見せた三人の「色」とは。思春期の少女たちが向き合う自立と葛藤、恋模様を『映画けいおん』、『映画 聲の形』「平家物語』などの山田尚子監督が描く青春群像物語。8月30日の劇場公開に先駆けて、完全ノベライズ化!(c)2024「きみの色」製作委員会

著者紹介

佐野 晶 (サノ アキラ)  
東京都生まれ。会社勤務を経て映画ライター。2019年『ゴーストアンドポリスGAP』で警察小説大賞を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)