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説話文学研究の海図 説話文学会60周年記念論集

出版社名 文学通信
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-86766-056-0
4-86766-056-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 383P 21cm

商品内容

目次

1.講演会 説話の文学・美術・宗教(“裏返しの仏伝”という文学伝統―『源氏物語』再読と尊子出家譚から
説話文学研究と宗教研究のはざまで
仏教美術の物語表現法)
2.シンポジウム 説話の文学・美術・宗教―『釈氏源流』を軸に(仏伝文学としての『釈氏源流』
『釈氏源流』仏教東伝記事の歴史観と挿図の意味
造形語彙集としての『釈氏源流』―日本中世絵巻との接点を探る
『釈氏源流』を通してみる明代絵入り刊本の出版と流通)
3.ラウンドテーブル 説話文学研究―つぎの六〇年に向けて(説話集研究の現状と今後
軍記物語研究と説話文学研究
説話と絵画をめぐる研究の動向と展望
説話の観点からみた能楽研究の動向と展望)
4.座談会 説話研究の未来―一〇〇年後の研究はありうるか?(説話研究の「今は昔」―動向概略
説話の三極論―「説話」の用例から探る
説話文学研究とは、何を研究するのか ほか)
5.エッセイ 説話文学会六〇周年に寄せて(説話文学会の設立時を回想して
説話文学研究の可能性―過去・現在・未来の三世相、フィールドとテクスト
探し物と考え事―現代の注釈の場 ほか)