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パナマの仕立屋 上

ハヤカワ文庫 NV 1527

出版社名 早川書房
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-15-041527-3
4-15-041527-7
税込価格 1,452円
頁数・縦 365P 16cm
シリーズ名 パナマの仕立屋

商品内容

要旨

1999年12月31日、パナマ運河が米国から返還される。Xデーを前に、太平洋と大西洋を結ぶ航路の覇権を得ようと各国が探り合うなか、英国は若き諜報員オスナードを送り込む。彼はパナマの政情を探るため要人御用達の仕立屋を雇う。仕立屋はパナマ大統領や米軍司令官の採寸をしながら裏情報を集めるのだが…。戦争を始めたい人間は大義を捏造する―現代に通じるテーゼを巨匠ル・カレが描く、伝説の名作が初の文庫化。

出版社・メーカーコメント

英国の諜報員オスナードは、パナマ運河返還後の政情を探るためパナマへ向かう。彼は要人御用達の仕立屋ハリーに目をつけ……。【中ゴチ/ジョン・ル・カレの名作を連続刊行/『ナイロビの蜂』(2024年8月刊)】

著者紹介

ル・カレ,ジョン (ルカレ,ジョン)   le Carr´e,John
1931年イギリスのドーセット州生まれ。オックスフォード大学卒業後、イートン校で教鞭をとる。東西冷戦期にイギリスの諜報機関MI5に入ったが、MI6に転属し、旧西ドイツのボンにイギリス大使館の二等書記官として赴任、その後ハンブルクの総領事館に勤務した。1961年に『死者にかかってきた電話』で小説家としてデビュー。2020年12月死去
田口 俊樹 (タグチ トシキ)  
1950年生、早稲田大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)