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五人目の告白 小林泰三ミステリ傑作選

創元推理文庫 Mこ5−8

出版社名 東京創元社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-488-42017-8
4-488-42017-6
税込価格 880円
頁数・縦 311P 15cm

商品内容

要旨

自分の中には凶悪な人格が眠っている―記憶にない動物殺しや対人トラブルに苦しむ青年は、ノートを介して「敵対者」との対話を試みるが、忌まわしき存在はついに殺人にまで手を染め…二重三重のどんでん返しが待ち受ける「獣の記憶」をはじめ、全六編の掌短編を収録。読む者を巧みに翻弄し、独自のロジック×ゴシック世界へといざなう、『アリス殺し』の鬼才の真骨頂がここに。

出版社・メーカーコメント

自分の中には邪悪で暴力的な別人格が潜んでいる。記憶にない動物殺しや対人関係のトラブルに苦しんだあげく、ノートを介してその「敵対者」との対話を試みるが、その人格はついに殺人にまで手を染めてしまい……二重三重のどんでん返しが待ち受ける「獣の記憶」ほか、独自のロジック×ゴシック世界が堪能できる、創元推理文庫オリジナル傑作選。

著者紹介

小林 泰三 (コバヤシ ヤスミ)  
1962年、京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」が第10回SFマガジン読者賞(国内部門)を受賞し、同短編を表題作とした2002年刊の短編集は、第22回日本SF大賞候補作となった『AΩ(アルファ・オメガ)』に続き、第23回日本SF大賞候補作となる。『天獄と地国』、『ウルトラマンF』でそれぞれ第43回、第48回星雲賞(日本長編部門)を、また、『アリス殺し』で2014年啓文堂書店文芸書大賞を受賞する。2020年没。2021年、第24回日本SF大賞功績賞が贈られた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)