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「コーダ」のぼくが見る世界 聴こえない親のもとに生まれて

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-314-01208-9
4-314-01208-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 170P 19cm

商品内容

要旨

コーダ(CODA)=聴こえない/聴こえにくい親のもとで育つ、聴こえる子ども。もし、親の耳が聴こえたら―なんて、想像もつかなかった。ときに手話を母語とし、ときにヤングケアラーと見なされて、コーダは、ろう者とも聴者とも違う複雑なアイデンティティを抱えて揺れ動く。映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』原作者の最新エッセイ集。

目次

1(聴こえない親との関係
ラベルがもたらす安堵感
コーダはヤングケアラーか)
2(手話とはなにか
親との言語を取り戻す
音楽との付き合い方
作品に描かれるマイノリティ
「知る」だけで終わらせない)
3(テクノロジーとコミュニケーション
コーダと家族
父について
もしも親が聴こえたら)

著者紹介

五十嵐 大 (イガラシ ダイ)  
1983年、宮城県生まれ。2020年『しくじり家族』(CCCメディアハウス)でエッセイストとして、22年『エフィラは泳ぎ出せない』(東京創元社)で小説家としてデビュー。『聴こえない母に訊きにいく』(柏書房)が第1回生きる本大賞にノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)