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きつねの橋 巻の3

玉の小箱

出版社名 偕成社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-03-540590-0
4-03-540590-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 235P 22cm
シリーズ名 きつねの橋

商品内容

要旨

ときは平安時代、京の都。主人公・平貞道は、上京してきた遠助という男と知りあう。遠助は、けっして開けてはならない小箱をあずかっていたが、ひょんなことから、ふたりは中を見てしまう。一方、ふしぎな縁で貞道とたすけあう白きつねの葉月にも、異変がおこる。貞道は、なんとか小箱をただしき相手にわたそうとするが…。あやかしと人のかかわりをえがく、平安朝ファンタジー第三弾。

出版社・メーカーコメント

産経児童出版文化賞・JR賞を受賞したシリーズの最新刊!ときは平安時代、京の都。郎等の貞道は、上京してきた遠助という男と知り合う。遠助はある橋のたもとで女から小箱を預かり、京の届け先に行くという。小箱はけっして開けてはならないといわれていたが、二人はひょんなことから中を見てしまう。そこには光を放つ玉が入っていた。一方、貞道と不思議な縁でたすけあうようになった白きつね葉月は、妹のように思う姫宮に仕えていた。しかし厳しく姫を教育する年かさの女房、中務の君がやってきたため、何かと対抗心を燃やすようになる。やがて、姫宮の屋敷で働くことになった遠助は玉に魅入られたようになり、玉の影響のせいか、葉月もまた思わぬ力を振るってしまう。貞道は、なんとか玉の小箱を正しき届け先に渡そうとするのだが。あやかしと人のかかわりを描く平安朝ファンタジー第3弾。

著者紹介

久保田 香里 (クボタ カオリ)  
長野県在住。第3回ジュニア冒険小説大賞受賞作品である『青き竜の伝説』は岩崎書店より刊行。『氷石』で第38回児童文芸新人賞受賞。『きつねの橋』で第67回産経児童出版文化賞・JR賞受賞
佐竹 美保 (サタケ ミホ)  
富山県生まれ。SF・ファンタジーの分野で多くの表紙、さし絵を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)