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藤原正彦の代表的日本人

文春新書 1459

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-16-661459-2
4-16-661459-2
税込価格 990円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

勇気、正義感、創造性、郷土愛と祖国愛、そして何より惻隠の情―こうした基準で「日本人らしい日本人」五人を選出、その生涯を鮮やかに描く。ライプニッツに先んじて、より高度な行列式を発見した関孝和の創造性。民の苦しみを第一に考えた上杉鷹山の「惻隠の情」など、今こそ思い出したい美しい生き方。

目次

関孝和―算聖と呼ばれた大天才(宣教師たちを驚かせた数理好き
数学書が江戸時代のベストセラーに ほか)
上杉鷹山―「民の父母」たる名君主(財政悪化で藩を返上?
決意の歌 ほか)
福沢諭吉―誰より早く武士を捨てた男(下級武士の家に生まれて
「寺にやって坊主にしよう」 ほか)
河原操子―日蒙を繋いだ女子教育の先駆者(英雄、故郷を訪れる
下田歌子との対面 ほか)
柴五郎―八ヵ国軍を率いた“小さな男”(一家自刃を知らされる
残酷無慈悲な「全藩民流罪」 ほか)

著者紹介

藤原 正彦 (フジワラ マサヒコ)  
お茶の水女子大学名誉教授。1943年旧満州新京生まれ。新田次郎・藤原てい夫妻(共に作家)の次男。東京大学理学部数学科卒業、同大学院修士課程修了、理学博士(東京大学)。コロラド大学助教授、お茶の水女子大学理学部教授を歴任。78年『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、2009年「名著講義」で文藝春秋読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)