鹿鳴館の花は散らず
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-569-85718-3
(4-569-85718-3) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 271P 20cm |
商品内容
要旨 |
明治初期、近代国家としてスタートしたばかりで、東洋の小国に過ぎなかった日本にとって、国際的地位の向上は急務だった。公家の娘として生まれた榮子は、岩倉具視の長男に嫁ぐものの、若くして死別。最後の佐賀藩主で侯爵、外交官だった鍋島直大と再婚し、「鹿鳴館の花」と讃えられるほど、外交面で活躍する。しかし、鹿鳴館外交は条約改正に至らず、榮子は自分の役目を模索しはじめ―。“日本のナイチンゲール”と呼ばれ、赤十字活動を支えた侯爵夫人、鍋島榮子。その気高く、美しき生涯―。鹿鳴館の花と讃えられながらも、幾多の困難を乗り越え、看護の現場に参加し、ノブレス・オブリージュを全うした貴婦人を描く傑作歴史小説。 |
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出版社・メーカーコメント
「鹿鳴館の花」「日本のナイチンゲール」と呼ばれた侯爵夫人、鍋島榮子。激動の時代の中、日本を支えた女性を描く感動の歴史小説。