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地図とその分身たち

出版社名 講談社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-06-536182-5
4-06-536182-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

要旨

レベッカ・ソルニット『ウォークス』で知られ、地図製作者でもある翻訳家による、地図に魅せられた思策のエッセイ。時代とともに形を変えながら常に私たちのそばにある「地図」。世界の肌触り、欲望と知の来歴、怪物の気配、置いてきた故郷、融ける国境、街角の冒険、駆け抜ける自転車、戦争の姿、歴史の空白、地図製作者、映画の手がかり、位置情報の意味、失われた存在、浮遊する鳥の眼差し…。

目次

差し出される地図
矢印の母
飛ぶことのいくつかの様態
臓物と風の色
動くもの、複数の時間
革と夢
誰もが地図を見るとき
遍在するものと目に見えないもの

空白
待つ、見送る
ウィリアム・リスゴーの失われた耳
形のないものへの旅
『サクリファイス』の地図についての覚え書き
地図はあるか?
洞窟の形
ディタッチメント
迷宮のようなもの
はじめと終わりがある
怪物までの距離〔ほか〕

著者紹介

東辻 賢治郎 (トウツジ ケンジロウ)  
1978年生まれ。翻訳家。東京大学大学院、スイス連邦工科大学大学院で建築史・都市史を学ぶ。地図製作にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)