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中野本町の家

住まい学エッセンス

出版社名 平凡社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-582-54361-2
4-582-54361-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 195P 18cm

商品内容

要旨

世界に知られた建築家が手がけた姉の家はいかにしてU字型形状の特異な空間となり、日本現代住宅の到達点と目されながらも20年後に短い歴史を閉じることになったのか―解体の直前直後に住まい手の母娘と設計者が赤裸々に語ったドキュメント。

目次

インタビュー―聞き手・鈴木明(後藤暢子
後藤幸子
後藤文子)
住宅の死をめぐって
付論(白い環(プランの変遷
家具・照明
シルバーハットへのデザインプロセス
「中野本町の家」データ))

出版社・メーカーコメント

住まいと建築にまつわるエッセイシリーズ「住まい学体系」の名著を復刊。第1弾は伊藤豊雄設計の伝説の住宅「中野本町の家」の物語。

著者紹介

後藤 暢子 (ゴトウ ノブコ)  
1938年京城(現ソウル市)生まれ。東京大学教養学科大学院修士課程修了(比較文化専攻)。音楽学者(日本近代音楽史)。著書『山田耕筰』(ミネルヴァ書房2014)ほか。2003年『山田耕筰著作全集』(全3巻、岩波書店2001)の編集主幹としてミュージック・ペンクラブ賞受賞。「中野本町の家」施主、設計者の姉
後藤 幸子 (ゴトウ サチコ)  
1964年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。料理店、ホテル等勤務後、飲食業に多角的に従事
後藤 文子 (ゴトウ フミコ)  
1965年東京生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部教授。専門は近代美術史
伊東 豊雄 (イトウ トヨオ)  
1941年京城(現ソウル市)生まれ。建築家。東京大学工学部建築学科卒業後、菊竹清訓建築設計事務所を経て71年独立。作品「中野本町の家」(1976)「シルバーハット」(1984/日本建築学会賞作品賞)「八代市立博物館」(1991/毎日芸術賞)「大館樹海ドーム」(1997/芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞)「せんだいメディアテーク」(2000/日本建築学会賞作品賞)「台中国家歌劇院」(2016/村野藤吾賞)ほか。ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞(2002)ほか受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)