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母の待つ里

新潮文庫 あ−47−8

出版社名 新潮社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-10-101929-1
4-10-101929-0
税込価格 825円
頁数・縦 388P 16cm

商品内容

要旨

40年ぶりに帰るふるさとで待っていたのは、初めて会う“母”だった―。大企業の社長として孤独を抱える松永徹。定年と同時に妻から離婚された室田精一。親を看取ったばかりのベテラン女医・古賀夏生。人生に疲れた三人が選んだのは「里帰り」だった。囲炉裏端に並ぶ手料理や不思議な昔話。母と過ごす時間が三人を少しずつ変えていく…すべての人に贈る感涙の物語。ふるさとを、あなたへ。

著者紹介

浅田 次郎 (アサダ ジロウ)  
1951(昭和26)年、東京生れ。’95(平成7)年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、’97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、’07年『お腹召しませ』で司馬遼太郎賞、’08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、’10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、’16年『帰郷』で大佛次郎賞、’19(令和元)年に菊池寛賞をそれぞれ受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)