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采女の怨霊 小余綾俊輔の不在講義

新潮文庫 た−117−5

出版社名 新潮社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-10-120075-0
4-10-120075-0
税込価格 693円
頁数・縦 299P 16cm

商品内容

要旨

奈良・猿沢池の畔に鎮座する「采女神社」は池に背を向け、平素は固く門を閉ざしている。昔、入水した采女の霊を慰める祭では、門が開かれるというのだが…。なぜ下級女官の鎮魂が連綿と続いているのか。春日大社から壬申の乱、皇位継承の闇、平城京の怨霊封じにつながる謎。民俗学者、小余綾俊輔の推理が、隠された古代史を解き明かしていく。鍵を握る采女とは何者か。歴史真相ミステリー。

著者紹介

高田 崇史 (タカダ タカフミ)  
1958(昭和33)年、東京都生れ。明治薬科大学卒。’98(平成10)年『QED百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。数々の作品にて、独自の歴史、宗教的考察を展開し、ミステリ界の注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)