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雷龍楼の殺人

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-04-115210-2
4-04-115210-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 282P 19cm

商品内容

要旨

富山県の沖合に浮かぶ油夜島。この島にある外狩家の屋敷「雷龍楼」では二年前、密室で四人が命を落とす変死事件が起こった。事件で両親を失った中学生の外狩霞は、東京のいとこ・穂継の家へ身を寄せていたが、下校途中、何者かに誘拐される。霞に誘拐犯は、彼女を解放する条件となる「あるもの」を手に入れるため穂継が雷龍楼へ向かったと告げる。しかし穂継が到着した夜、殺人事件が発生。その状況は二年前と同じ密室状態で、穂継は殺人の疑いをかけられる。穂継が逮捕されると目的のものが手に入らないばかりか、警察に計画を知られてしまう。穂継の疑いを晴らしたければ協力しろ、と誘拐犯に迫られた霞は「完全なる密室」の謎解きに挑む。

出版社・メーカーコメント

富山県の沖合に浮かぶ油夜島。この島にある外狩家の屋敷「雷龍楼」では2年前、密室の離れで4人が命を落とす変死事件が起こった。事件で両親を失った中学生の外狩霞は、東京にいる従兄弟・穂継の家へ身を寄せていたが、下校途中、何者かに誘拐される。一軒家の一室に監禁された霞に誘拐犯は、穂継が外狩家の親族会議に参加するため雷龍楼へ向かったと告げる。そこで「あるもの」を手に入れる事が霞を解放する条件だと。しかし穂継が到着した夜、殺人事件が発生。その状況は2年前とまるで同じ密室状態で、穂継は殺人の疑いをかけられる。穂継が逮捕されると目的のものが手に入らないばかりか、警察に誘拐を知られてしまう。穂継の疑いを晴らしたければ協力しろ、と誘拐犯に迫られた霞は、「完全なる密室」の謎解きに挑む。

著者紹介

新名 智 (ニイナ サトシ)  
1992年生まれ。長野県上伊那郡辰野町出身。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。在学中はワセダミステリクラブに所属。2021年「虚魚」で第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“大賞”を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)