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もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集

河出文庫 さ24−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-309-42127-8
4-309-42127-X
税込価格 1,210円
頁数・縦 401P 15cm

商品内容

要旨

明日のことを僕は考えまいとした。しかし、確実に、もうひとつの朝はそこまでやってきていた―苦しみの果ての輝きを見つめる表題作、高校三年生で書いた「市街戦のジャズメン」など、『きみの鳥はうたえる』で注目される以前に書かれた作品群から無二の盟友にして並走者・福間健二が精選した初期作品集。佐藤泰志の文学的原質が煌めく。

著者紹介

佐藤 泰志 (サトウ ヤスシ)  
1949年、北海道・函館生まれ。高校時代より小説を書き始める。「きみの鳥はうたえる」で81年度下半期芥川賞候補になり、以降4回、同賞候補に。89年、『そこのみにて光輝く』で三島賞候補になる。90年、自死
福間 健二 (フクマ ケンジ)  
1949年生まれ。詩人、映画監督。詩集に『青い家』(萩原朔太郎賞・藤村記念歴程賞受賞)など。2023年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)