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高校野球と人権

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-04-114993-5
4-04-114993-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 212P 19cm

商品内容

要旨

甲子園から「丸刈り」が消える日―。なぜ髪型を統一するのか。なぜ体罰がなくならないのか。なぜ自分の意見を言えないのか。日本人に愛される高校野球から日本人が苦手な人権を考える知的エンターテインメント。

目次

第1章 丸刈りと人権(「丸刈り裁判」は連戦連敗
「坊主やめるか?」という圧力 ほか)
第2章 逃走と人権(日本人の不寛容の部屋
監督は絶対王政時代の「王」 ほか)
第3章 表現と人権(五年後、丸刈りは入れ墨と一緒に?
丸刈りはさらに丸刈りに ほか)
第4章 体罰と人権(殴って感謝されるという成功体験
桜宮バスケットボール部事件 ほか)

著者紹介

中村 計 (ナカムラ ケイ)  
1973年生まれ、千葉県出身。同志社大学法学部政治学科卒業。ノンフィクションライター。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社)で第18回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社)で第39回講談社ノンフィクション賞を受賞
松坂 典洋 (マツザカ ノリヒロ)  
1973年生まれ、静岡県出身。同志社大学法学部政治学科卒業。弁護士・社会保険労務士。大阪大学大学院高等司法研究科(ロースクール)法務博士。福岡県弁護士会所属。2019年より福岡市内に木蓮経営法律事務所開設。労働事件に特化しつつ、学校・スポーツに関するトラブルも取り扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)