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100歳は世界をどう見ているのか データで読み解く「老年的超越」の謎

ポプラ新書 262

出版社名 ポプラ社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-591-18258-1
4-591-18258-4
税込価格 990円
頁数・縦 195P 18cm

商品内容

要旨

あなたは、何歳まで、どんな風に生きたいですか?2050年には100歳以上の人が50万人を超えるといわれる日本。だが介護や孤独のイメージから、「長生き」はネガティブにとらえられがちだ。本書は百寿者への調査、加齢をめぐるさまざまな研究成果を紹介、高齢期に高まるとされる「老年的超越」の謎に迫りつつ、まだ見ぬ人生への向き合い方を考える。

目次

第1章 人の寿命はどこまで延びるのか(100歳以上は9万人
年齢を証明するのは書類だけ? ほか)
第2章 スーパー高齢者たち(加齢の速度が遅いスーパー高齢者たち
世界最長寿者、カルマンさんの認知機能 ほか)
第3章 100歳の現実(健康寿命とは
有病状態を考える ほか)
第4章 100歳の人は幸せか―「老年的超越」を手がかりに(100歳の健康と幸福の関係
「自立していない=不幸」ではない ほか)
第5章 幸せな100歳を迎えるために(ピンピンコロリにこだわらない
飲酒と喫煙の影響 ほか)

出版社・メーカーコメント

あなたは、何歳までどんな風に生きたいですか? 2050年には50万人以上が100歳を超えるといわれる日本。だが介護や認知症のイメージにより、「長生き」はネガティブにとらえられがちだ。本書は加齢をめぐるさまざまなデータを紹介、高齢期に高まるとされる「老年的超越」の謎に迫る。多くを失いつつも幸せを感じられる老いとは何か。100歳を超える超高齢者の心と体を理解し、確実に訪れる人生への向き合い方を考える。■目次はじめに 人生100年時代はしんどいか?第1章 人の寿命はどこまで延びるのか 第2章 100歳からますます楽しい人たち第3章 100歳の現実第4章 100歳の人は幸福か−−「老年的超越」を手がかりに   第5章 幸せな100歳を迎えるために 終わりに付録100歳と付き合うための五つの方法■著者略歴権藤恭之(ごんどう・やすゆき)昭和40年神戸生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教授。2000年より慶応義塾大学と共同で東京都23区の百寿者、および全国の超百寿者を対象とした訪問面接調査を行っている。2010年からは東京都健康長寿医療センター研究所、慶応義塾大学医学部と共同で、高齢者の縦断調査SONICを開始。超高齢者を対象に健康長寿を達成するための要因を研究しながら、どうすれば超高齢期を幸せに過ごすことができるのか、その環境づくりを考えている。20年から朝来市で古民家再生に取り組む。

著者紹介

権藤 恭之 (ゴンドウ ヤスユキ)  
1965年神戸生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教授。老年心理学。日本老年社会科学会(理事)。日本応用老年学会(常任理事)。The Gerontological Society of America(Fellow)。2000年より慶應義塾大学と共同で東京都23区の百寿者、および全国の超百寿者を対象とした訪問面接調査を行っている。2010年からは東京都健康長寿医療センター研究所、慶應義塾大学医学部と共同で、高齢者の縦断調査SONICを開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)