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悟りと破戒と救済と 日本近代文学と仏教

出版社名 アーツアンドクラフツ
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-908028-98-4
4-908028-98-2
税込価格 3,520円
頁数・縦 289P 20cm

商品内容

要旨

「いのち」とは、「私」とは、「救い」とは何か。大正から現代まで、仏教から深甚な影響を受けた文学者一〇人の表現に分け入り、文学と宗教との関わりを批評する。

目次

第1章 宮嶋資夫―政治と文学と仏教と
第2章 岡本かの子―いのちとしての仏教
第3章 倉田百三―調和の宗教としての浄土仏教
第4章 水上勉―無明を生きてこそ
第5章 瀬戸内寂聴―愛別離苦とともに
第6章 真継伸彦―悟りと救済の仏教
第7章 五木寛之―現代人に受け入れられる宗教として
第8章 立松和平―道元禅師の生涯
第9章 西川徹郎―仏教と俳句
第10章 玄侑宗久―禅の立場から

著者紹介

綾目 広治 (アヤメ ヒロハル)  
1953年広島市生まれ。京都大学経済学部卒業、一般企業勤務の後、広島大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在、ノートルダム清心女子大学名誉教授。「千年紀文学」の会、日本社会文学会および日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)