自由は脆い
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-622-09719-8
(4-622-09719-2) |
税込価格 | 5,940円 |
頁数・縦 | 207,4P 20cm |
商品内容
要旨 |
世俗権力は過去の宗教的シンボルと道具を利用してきた。そしてファシズムがテクノロジーを利用して再作動している。「大衆の操作」は古くて新しい問題なのだ。「恐怖」が思想の基本的概念であったホッブズに先駆し、「自発的隷従」を提示したラ・ボエシ。自然の中に殺戮の連鎖を視たヴォルテールや抑制されない暴力を思考したサドなどに拠り、ファシズムやナチズムの新しさに魅惑されつつ応答したバタイユたちの「聖なる社会学」。著者へのオンライン版インタビュー「ファシズムには未来がある」など。新しい文献学を模索する歴史家の最新論考集である。 |
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目次 |
第1章 啓示の覆いを取り除く |