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文化はいかに情動をつくるのか 人と人のあいだの心理学

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-314-01209-6
4-314-01209-9
税込価格 3,300円
頁数・縦 381P 19cm

商品内容

要旨

多文化共生社会の実現に必要な“情動リテラシー”とは?“喜び”“怒り”“悲しみ”などの情動は世界共通のものではない―。文化心理学の先駆者として注目される著者の集大成。

目次

第1章 ロスト・イン・トランスレーション
第2章 ふたつの情動―MINE型とOURS型
第3章 子どもの育てかた
第4章 「正しい」情動と「間違った」情動
第5章 絆を結ぶ、快く感じる
第6章 情動を表わす言葉の多様性
第7章 ワルツを学ぶ
第8章 多文化社会を生きるための情動理解

著者紹介

メスキータ,バチャ (メスキータ,バチャ)   Mesquita,Batja
オランダ生まれの社会心理学者。ベルギーのルーヴェン・カトリック大学教授(心理学)。同大学社会文化心理学センター所長。研究テーマは、多文化社会における情動の役割。アムステルダム大学のニコ・フライダに師事して情動の研究を始め、米国の心理学研究を牽引してきたミシガン大学に移り、ヘーゼル・マーカスのもとで文化心理学の研究を深めた。ノースカロライナ州にあるウェイク・フォレスト大学准教授を経て、2007年より現職。2022年にパーソナリティ・社会心理学会から、文化心理学の発展への顕著な貢献に対して表彰されている。2023年よりアメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員
高橋 洋 (タカハシ ヒロシ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)