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日本語の論理

増補新版

中公文庫 と12−12

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-12-207548-1
4-12-207548-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 310P 16cm
シリーズ名 日本語の論理

商品内容

要旨

日本語は本当に非論理的なのか―欧文との構成の違いを不連続の点と線、豆腐と煉瓦でたとえ、その独自の論理性と創造性を明らかにする。一方で、文学偏重の国語教育に対し、抽象論理的な思考に基づく「日本語」教育の重要さを説く。「島国考」、「知識と思考」(講演)を増補。

目次

1(日本語の論理
日本語と創造性
文章構成の原理
思考の組み立て)
2(日本語の姿
日本語点描)
3(言語と思考
外国語の学習と思考
アイランド・フォーム
エレガントな対立
外国文化三つの顔
外国語論)
4(映像と言語
映像と言語の二重文化
不同調の美学)

出版社・メーカーコメント

日本語の独自の論理性と創造性を明らかにし、文学偏重ではない抽象論理的な思考の国語教育の重要さを説く。論考「島国考」、講演「知識と思考」を増補。

著者紹介

外山 滋比古 (トヤマ シゲヒコ)  
1923年、愛知県に生まれる。東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。文学博士。雑誌「英語青年」の編集長を十年余り務めた。東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。お茶の水女子大学名誉教授。2020年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)