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〈意見書〉フクシマ型PTSD“今やらねばならぬこと” 原発事故被害者への“構造的暴力による社会的虐待”

出版社名 三和書籍
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-86251-561-2
4-86251-561-4
税込価格 3,960円
頁数・縦 465P 21cm

商品内容

要旨

10年間にわたる調査が明かす、原発事故被害者の被害実態の全体像。

目次

第1部 はじめに:意見書の趣旨
第2章 調査研究の概要
第3章 精神的ストレス度の11年間の調査結果と先行研究との比較
第4章 PTSD症状に影響する身体・心理・社会・経済的要因
第5章 原発避難者と地震津波避難者との被害の質の違い:2015年NHK全国調査データから
第6章 2016年以降の首都圏調査データにおけるK6の分析
第7章 原発避難いじめの実態調査
第8章 福島原発事故に認められる構造的暴力
第9章 事例分析:原発事故被害者10人の物語―心理・社会・経済・身体的ストレスの解読
第10章 結論
付録資料 最新調査分析結果をもとにした政府に対する要望書(2023年3月7日)

著者紹介

辻内 琢也 (ツジウチ タクヤ)  
愛知県生まれ。幼少期を南アフリカ共和国で過ごす。浜松医科大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科・内科学ストレス防御心身医学修了。博士(医学)。千葉大学大学院社会文化科学研究科(文化人類学)単位取得退学。東京警察病院内科、東京大学医学部附属病院心療内科、健生会クリニック心療内科・神経科診療室長、早稲田大学人間科学部助教授、ハーバード大学難民トラウマ研究所(HPRT)・マサチューセッツ総合病院精神科リサーチフェローなどを経て、早稲田大学人間科学学術院教授、早稲田大学災害復興医療人類学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)