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潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

角川ホラー文庫 あ9−17

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-04-114073-4
4-04-114073-0
税込価格 902円
頁数・縦 398P 15cm

商品内容

要旨

「考えうる、最大級の恐怖を」。たったひとつのテーマのもとに、日本ホラー界の“最恐”執筆陣が集結した。澤村伊智×霊能&モキュメンタリー風ホラー、阿泉来堂×村に伝わる「ニンゲン柱」の災厄、鈴木光司×幕開けとなる新「リング」サーガ、原浩×おぞましき「828の1」という数字の謎、一穂ミチ×団地に忍び込んだ戦慄怪奇現象、小野不由美×営繕屋・尾端が遭遇する哀しき怪異―。全編書き下ろしで贈る、至高のアンソロジー!

出版社・メーカーコメント

史上最も豪華な執筆陣に、「最高の恐怖」をテーマに執筆を依頼。「あらゆるホラーのニュージャンル」として生まれた角川ホラー文庫、渾身のアンソロジー!

著者紹介

澤村 伊智 (サワムラ イチ)  
1979年大阪府生まれ。幼少期より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂作品を敬愛する。2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞“大賞”を受賞。巧妙な語り口と物語構成によって、選考委員から高評価を獲得した。19年、「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞
阿泉 来堂 (アズミ ライドウ)  
2020年『ナキメサマ』(受賞時タイトル「くじりなきめ」)で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“読者賞”を受賞し、デビュー
鈴木 光司 (スズキ コウジ)  
1957年静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学仏文科卒。90年に第2回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞となった『楽園』でデビュー。95年『らせん』で第17回吉川英治文学新人賞を受賞。『リング』『らせん』『ループ』『バースデイ』の「リング」シリーズが人気を博し、『リング』は日本、ハリウッドで映画化
原 浩 (ハラ コウ)  
1974年生まれ。長野県出身。2020年「火喰鳥」で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“大賞”を受賞。同作を改題した『火喰鳥を、喰う』でデビュー
一穂 ミチ (イチホ ミチ)  
1978年大阪府生まれ。関西大学卒。2007年、「雪よ林檎の香のごとく」でデビュー。22年に『スモールワールズ』で第43回吉川英治文学新人賞、令和4年度咲くやこの花賞、24年に『光のとこにいてね』で第30回島清恋愛文学賞、『ツミデミック』で第171回直木賞を受賞
小野 不由美 (オノ フユミ)  
12月24日、大分県中津市生まれ。1988年デビュー。12年、相関関係にある2作『鬼談百景』と『残穢』を刊行。『残穢』は13年、第26回山本周五郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)