• 本

自由に捕らわれる。

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-309-03205-4
4-309-03205-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 472P 19cm
シリーズ名 自由に捕らわれる。

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 自由に捕らわれる。

    表現者としてマルチな才能を発揮するカンザキイオリは、小説家としても突き抜けていた。
    デビュー作「あの夏が飽和する。」、第2弾「親愛なるあなたへ」に続く大注目の長編小説第3弾である。
    叫び、憤り、喜び、悲しみ・・・言葉の魔術師は終章に向かって‘‘自由に捕らわれる”僕を描ききっていく。
    書籍のみの通常版とは別にこの作品から生まれた曲を収録したCD付きの特装完全版もおすすめ。カンザキイオリの世界にどっぷりとつかるのもいい。

    (2024年9月4日)

商品内容

要旨

その日、姿夜は琥太郎の遺体を発見した。事故か自殺か、それとも―心ない噂が飛び交う中で、姿夜は高校の先輩・美生心と調査をはじめる。すると、次々に浮かび上がる衝撃の事実。さらに、溢れ出す家族の闇と苦悩。はたして、琥太郎とは何者だったのか。呪縛から抜け出すために、姿夜が下した決断とは?すべては、目を逸らし続けていたあの中に―。

著者紹介

カンザキ イオリ (カンザキ イオリ)  
2014年にボカロPとしてアーティスト活動を開始すると、「命に嫌われている。」などの大ヒット楽曲を次々に発表。映画、ゲーム、他アーティストへの楽曲提供などで注目を集める。2020年に自身の楽曲の同名小説『あの夏が飽和する。』で作家デビュー。楽曲制作、ライブ、作家活動など多分野で活躍する、いま最も注目のアーティスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)