• 本

ニコマコス倫理学 アリストテレス 「よく生きる」ための哲学

NHK「100分de名著」ブックス

出版社名 NHK出版
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-14-081972-2
4-14-081972-3
税込価格 1,210円
頁数・縦 157P 19cm

商品内容

要旨

「万学の祖」と呼ばれるアリストテレスによって歴史上初めて著された倫理学の書は、「幸せになるための在り方」を徹底的に考え抜いた古典中の古典。二千年以上もの歳月を生き延びた、古代ギリシア最高の知性による思索の記録を平明かつ丹念に解説し、「よく生きる」ための実践とは何かを考える。

目次

第1章 倫理学とは何か(時代や地域を超えた受容
倫理学の原点となる書物 ほか)
第2章 幸福とは何か(幸福は、はるか遠くで実現するものか?
「善」に含まれる三つの意味 ほか)
第3章 「徳」と「悪徳」(徳はどのように形成されるか
徳は生まれつき備わるものではない ほか)
第4章 友愛とは何か(人間同士の深い絆
「社会をつなぐ紐帯」としての友愛 ほか)
ブックス特別章 アリストテレスとトマス・アクィナス―『ニコマコス倫理学』から『神学大全』へ(アリストテレスとトマス・アクィナス
アリストテレス流入のもたらした諸問題 ほか)

著者紹介

山本 芳久 (ヤマモト ヨシヒサ)  
1973年、神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。千葉大学文学部准教授、アメリカ・カトリック大学客員研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)