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アメリカはなぜ日本より豊かなのか?

幻冬舎新書 の−3−4

出版社名 幻冬舎
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-344-98743-2
4-344-98743-8
税込価格 1,122円
頁数・縦 291P 18cm

商品内容

要旨

アメリカと日本の国力の差は、縮まるどころか広がる一方だ。いまや一人当たりGDPでは2倍以上の差が開き、専門家の報酬はアメリカが7.5倍高いことも。国民の能力に差はないのに、国の豊かさとなると、なぜ雲泥の差が生じるのか?その理由は「世界各国から優秀な人材を受け入れ、能力を発揮できる機会を与えているかどうかだ」と著者は言う。実際、大手IT企業の創業者には移民や移民2世が多く、2011年以降にアメリカで創設された企業の3分の1は移民によるものだ。日本が豊かさを取り戻すためのヒントが満載の一冊。

目次

第1章 日米給与のあまりの格差
第2章 先端分野はアメリカが独占、日本の産業は古いまま
第3章 円安に安住して衰退した日本
第4章 春闘では解決できない。金融正常化が必要
第5章 アメリカの強さの源泉は「異質」の容認
第6章 強権化を進める中国
第7章 トランプはアメリカの強さを捨て去ろうとする

出版社・メーカーコメント

国民の能力に差はないのになぜ給料が75倍!? その理由を知れば、日本は現状から抜け出せる!アメリカと日本の国力の差は、縮まるどころか広がる一方だ。いまや一人当たりGDPでは2倍以上の差が開き、専門家の報酬はアメリカのほうが7・5倍高いことも。国民の能力に差はないのに、国の豊かさとなると、なぜ雲泥の差が生じるのか? その理由は「世界各国から優秀な人材を受け入れ、能力を発揮できる機会を与えているかどうかにある」と著者は言う。実際に大手IT企業の創業者には移民や移民2世が多く、2011年以降にアメリカで創設された企業の3分の1は移民によるものである。日本が豊かさを取り戻すためのヒントが満載の一冊。

著者紹介

野口 悠紀雄 (ノグチ ユキオ)  
1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。近著に『日本が先進国から脱落する日』(プレジデント社、岡倉天心賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)