0から学ぶ「日本史」講義 近・現代篇
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-16-391890-7
(4-16-391890-6) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 455,7P 19cm |
シリーズ名 | 0から学ぶ「日本史」講義 |
商品内容
要旨 |
教養の達人がたどり着いた「戦争の時代」の実相。「幸運な」革命、明治維新によって国際社会に登場した近代日本は、なぜ世界から孤立していったのか。日露戦争でロシアとの講和を斡旋してくれたアメリカがアジア・太平洋戦争では敵国となったのはなぜか。黒船来航からわずか六十六年で五大国へと上り詰めた日本の栄光と挫折の歴史の真相を読み解いてゆく。 |
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目次 |
第1章 明治維新と文明開化 |
出版社・メーカーコメント
かつて司馬遼太郎は、歴史はどうしても悪玉と善玉とで説明されると嘆きました。化学では酸素が悪玉で水素が善玉なんてことはないのに、と。イデオロギーによる正邪の要素が歴史解釈には入り込んでしまうわけです。 ところが、出口流の歴史解釈は、ちがいます。「あったはずだ」「あるべきだ」といったイデオロギーに基づく願望を排除し、「あった」「なかった」「あたりまえやで」と、あるがままの姿を切り取っていきます。 これは、保険業界というビジネスの最前線で戦ってきた筆者だからこその、ビジネスマインドによる歴史解釈なのかもしれません。 明治維新に始まる日本の近代は、戦争の連続でした。日清・日露、第一次世界大戦とシベリア出兵、満州事変、日中戦争、太平洋戦争……。 右派も左派も、イデオロギー満載で解釈してきたこの時代が、出口流歴史解釈によって、じつに明快に、そして生き生きと再構成されています。 本当に起きたことを知りたい人に、最適のテキストです。