まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖
| 出版社名 | 文藝春秋 |
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| 出版年月 | 2024年8月 |
| ISBNコード |
978-4-16-391888-4
(4-16-391888-4) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 271P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
男たちの意地。女たちの覚悟。執念と因縁が渦を巻く。新婚早々殺された妻と消えた夫、犯行現場に二十四文の銭を残す辻斬り、寿命が尽きる寸前に殺された男…。駆け出しの岡っ引きが、着道楽の若医者と組んで事件を追う―。江戸を舞台に仕掛ける大胆不敵なトリック。著者渾身の時代物本格ミステリ連作集。 |
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出版社・メーカーコメント
本格ミステリ×捕り物帖!本所一帯を縄張りに、十手を預かる若い岡っ引きの佐吉。「相生町の親分」と呼ばれた亡き父の人徳で、周囲の人々に顔を立ててもらってはいるが、いまだ自分の生業に自信が持てずにいる。ある朝、大川で若い女の死体があがった。裸に剥かれ、真新しいあざと傷だらけ。顔は腫れあがり髪まで剃られているという惨たらしい有様だった。佐吉はさっそく女の身元を調べ始めるが、いくら聞きまわっても杳として知れない。下手人は誰か。それ以前に、殺された女はいったい誰なのか?町医者の秋高とタッグを組み突き止めた事件の真相とは−−(「まぼろしの女」)武家屋敷で起こった凄惨な強盗殺人。首を切られて殺された妻と消えた夫。死体のそばに二十四文銭を残す辻斬り。寿命が尽きる寸前に殺された男。江戸を舞台に仕掛ける大胆不敵なトリックの数々。時代物ミステリー連作集。