マザー
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-06-536634-9
(4-06-536634-8) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 252P 20cm |
商品内容
要旨 |
アニメのような三世代家族から独立して家庭を持った青年が、コロナ禍の間に立て続けに身内が亡くなった実家に久々に帰る『セメタリー』、過労によるうつ病で医師の仕事をやめて離婚した兄から、その身を案じながら亡くなった母の一周忌を前に再婚の知らせが届く『ワンピース』、娘が嫁いで一人残された高齢女性が、やがてマンション内で鞘当てが起きるほどに華やかに変貌していくさまを管理人の目から見た『アフェア』など、「母」という名に隠された一人の女性としての“本当”の姿を描き出す、直木賞作家渾身の家族小説! |
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出版社・メーカーコメント
5つの短編に待ち受ける、予想外の衝撃の結末。あなたはもう、以前の家庭には戻れない。衝撃の令和の家族像。認知症になった祖父の徘徊を「おにごっこ」と笑い飛ばす母は、我が家の太陽だ−−。変貌していく家族の形、さまざまな母たちを描く連作短編集。目次セメタリーワンピースビーストエスケープアフェア母と娘の関係性はたくさん書かれているが、これは、母とかつて母だったものとの物語だ。「よくぞこの全人類にとって厄介で気になりすぎる母という存在を描き切ってくれた。不謹慎なほどの面白さ!」ーーマライ・メントライン「作者がエールを送っているのは、母という名の女性たちなのだ。母親という呪縛に囚われている、すべての女性たちなのだ」−−吉田伸子