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東京の空の下オムレツのにおいは流れる

新装版

河出文庫 い24−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-309-42136-0
4-309-42136-9
税込価格 880円
頁数・縦 284P 15cm
シリーズ名 東京の空の下オムレツのにおいは流れる

商品内容

要旨

ナスで作る“貧乏人のキャビア”、トリの煮込みやパエリャ、たまには和食でセリと油揚げのすきやきふう。訪れた世界各国の味、家族や友人と囲んだ食卓、そしてなにより食べることの豊かさと歓びを綴った料理エッセイの名著。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』姉妹編。

目次

ロールキャベツは世界の愛唱歌
父とアラン・ドロンとスープ
みどりの島タヒチ
春はふわふわ玉子のスフレから
クレープでブランチを
父とニューオルリンズと
ナスのキャビアとムサカ
夫の味とわたしの味
東京の空の下オムレツのにおいは流れる
浜辺のパエリャ・バレンシアーナ
私流のディナー料理
メグレ警視とシャンソンと
クウェートの或るパーティー
冷たいサラダに温かいサラダ
朝ごはんとお茶とイギリス人
初夏の二つのパーティー
スパゲティとローマの思い出
アブゼリ、クネル、お芋のお焼き
なんとおいしい好子ムース
いまは手抜き料理人
詩とマルセイユの魚料理
トウール・ダルジャンのいり玉子

著者紹介

石井 好子 (イシイ ヨシコ)  
1922年、東京生まれ。米国留学を経てフランスに渡り、51年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。世界各国の舞台に出演し、帰国後は歌手、エッセイストとして活躍した。本書の姉妹編である1963年刊行の『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ベストセラーに。2010年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)