監督の財産
SYNCHRONOUS BOOKS
出版社名 | 日本ビジネスプレス |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-8470-7417-2
(4-8470-7417-3) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 845P 21cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 驚異的な記録づくめで2024年シーズンを終えた、MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。その大谷選手にプロ野球での投打「二刀流」を決行させ、北海道日本ハムファイターズ時代の、そしてMLBでの活躍の基盤を作ったのが、栗山英樹氏だ。日本ハム、侍ジャパンでの12年間の監督生活を振り返り、何を思うのか。本書は、前NPB日本ハム監督、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2023の野球全日本「侍ジャパン」監督を務めた栗山氏が、「監督の役割」「監督と人事」「監督と選手」「監督の資質」といった経験知を集大成として残した書籍。これまでに著した著作の中から、シーズンごとに振り返った5冊を収録するとともに、新原稿10万字を加筆している。あくまで「一人の選手」であり、特別扱いするのは適切ではないことから、著書やメディアの取材などでは「大谷翔平」について語るのはあえて避けてきたそうだが、「残す」という本書の趣旨から、同選手のすごさについても語っている。著者の栗山氏は1984年ヤクルトスワローズ入団、90年に現役引退後、野球解説者・ジャーナリストとして長きにわたり活動。2011年11月北海道日本ハムファイターズの監督就任、1年目にパ・リーグ優勝、16年には日本一にチームを導いた。現在は北海道日本ハムファイターズのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)を務める。 |
商品内容
要旨 |
監督初挑戦からWBC制覇まで「監督生活12年」の集大成。後世に伝えたい「指揮官」へのヒント。仕事、役割、選手との関係、人事そして能力。大谷翔平が持つ成長に欠かせない能力、ダルビッシュ有の本当のすごさ、監督を支えた知られざる求道者たち…。2012〜2023年、監督として記した著書5冊『覚悟』『伝える。』『未徹在』『最高のチームの作り方』『稚心を去る』と、新原稿『監督のカタチ』『集大成(2019〜2021)』『考察・野球論』『光るべきもの』を収録。指導者必携、保存版。 |
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目次 |
1 監督のカタチ |
出版社・メーカーコメント
栗山英樹が残したい「監督」としての「経験知」 「過去を美化することなく、その瞬間を忘れることがないように、 自分が「変わらない」でいるために。そして、野球界のこれからの ために、目指すのはひとつの「監督のカタチ」の提示である。 監督とは普段どうあるべきで、悩んだ時に何をすべきか、すべき でないのか。監督、指導者といった野球に携わる方たちにとって「一 生のヒント」になれば、これほどうれしいことはない。」(はじめに)より 総ページ848。栗山英樹監督としての集大成刊行――。 シーズンごとに振り返った累計15万部超えの5冊『覚悟』(2012)、『伝える。』(2013)、『未徹在』(2015)、『最高のチームの作り方』(2016)、『稚心を去る』(2019)に加え、新原稿「監督のカタチ」「集大成(2019-2021)」「考察 野球論」「光るべきもの」を含む10万字を加筆。 監督になって知った「監督の役割」「監督と人事」「監督と選手」「監督の資質」など後世に残したい経験知をまとめた大作。 初めて明かす栗山にとってのキーマン、大谷翔平のすごさ、そこからの学び方。迷った時、必ずそのヒンが示される指導者必携の保存版。 【目次】 ・はじめに □1 監督のカタチ… 第1章 監督の役割――「勝つカタチ」を見つける/ 第2章 監督の仕事――「勝つカタチ」を進む/ 第3章 監督と選手――「勝つカタチ」にもっていく/ 第4章 監督と人事――「勝つカタチ」と組織/ 第5章 監督と資質――求められる姿/ □2 覚悟… 序章:やりたい野球なんてない / 第1章:最大の危機をチャンスに変える/ 第2章:名将にあやかる/ 第3章:組織を動かすということ/ 第4章:失敗は、成功への一里塚/ 第5章:勝利のために理論を捨てることも必要である/ 第6章:いかに潮目を読むか/ 終章:人と比べない/ □3 伝える。… 第1章:監督ってなんなんだろう/ 第2章:伝える言葉。伝える感覚。/ 第3章:パ・リーグ優勝の真実/ 第4章:日本一に足りなかったこと/ 第5章:感謝をこめて/ 第6章:大谷翔平という夢/ 第7章:戦うためになにを準備すべきか/ □4 未徹在… 第1章:「負け」は99を教えてくれる/ 第2章:監督の役割とは何か/ 第3章:監督はプレイヤーとどう距離をとるのか/ 第4章:監督に答えは存在するのか/ 第5章:栗山英樹の使命とは何か/ 第6章:プロとして、人として大事なこととは ほか