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〈完訳〉ビーグル号航海記 下

平凡社ライブラリー 973

出版社名 平凡社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-582-76973-9
4-582-76973-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 541P 16cm
シリーズ名 〈完訳〉ビーグル号航海記

商品内容

要旨

氷河をすりぬけ、マゼラン海峡を通過したビーグル号は、南米大陸の東側へと探索の旅を続ける。火山の噴火、チリの大地震に遭遇したダーウィンは、ガラパゴス諸島で、後の「進化論」につながるフィンチやイグアナ、ゾウガメなどの生態を細かく観察。さらにインド洋では、サンゴ礁の形成について考えを深める。未知の世界への驚きと考察を詳細に書き留めた、博物学者ダーウィンによる「地球史」への招待。

目次

第12章 中央チリ
第13章 チロエおよびチョノス群島
第14章 チロエ島とコンセプシオン、大地震
第15章 コルディエラの峠道
第16章 北部チリとペルー
第17章 ガラパゴス諸島
第18章 タヒチとニュージーランド
第19章 オーストラリア
第20章 キーリング島―サンゴ礁の形成
第21章 モーリシャス島からイングランドへ

出版社・メーカーコメント

若きダーウィンは、進化論に結実する貴重な観察したガラパゴス諸島へ向かう。波瀾の博物探検記はクライマックスへ。(全2巻)

著者紹介

ダーウィン,チャールズ R. (ダーウィン,チャールズR.)   Robert Darwin,Charles
1809‐82。イギリスの博物学者。自然淘汰による進化論を提唱。著名な思想家エラズマス・ダーウィンを祖父とし、母方は陶器製造で有名なウェッジウッド家。幼少年期より博物学に興味をもつ。エディンバラ大学医学部を中途退学し、ケンブリッジ大学神学部に学ぶ。卒業後、22歳で海軍の測量観測船ビーグル号に無給の博物学者として乗船(1831‐36)、南半球各地の地質、動植物を観察して自然淘汰が進化の要因であることを確信する
荒俣 宏 (アラマタ ヒロシ)  
1947年東京生まれ。博物学研究家、作家、翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業後、日魯漁業(現マルハニチロ)コンピュータ室勤務を経て、翻訳家・作家として活動。幻想文学、図像学、博物学、産業考古学、妖怪学など幅ひろい分野で著作活動をつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)