中国文学の歴史 元明清の白話文学
東方選書 63
出版社名 | 東方書店 |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-497-22415-6
(4-497-22415-5) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 207P 19cm |
商品内容
要旨 |
本書は、安藤信廣氏の『中国文学の歴史 古代から唐宋まで』の後を承ける形で、それに続く時期の文学について論じるものである。ただ本書の内容は、安藤氏の前著とは異なる視点に基づくものになる。本書においては、白話を用いた文学がいかにして出現し、展開していくかを中心に追っていくことになる。それは、今日の「読書」がどのようにして生まれ、育まれていったかを追体験することにもなるであろう。戯曲・小説の創作が大いに盛んとなった元・明期を中心に、話し言葉で書かれた文学が生まれた金の時代から近代文学の誕生につながる清代までの文学を通観する。「全相平話」「四大奇書」「三言二拍」など、当時の作品から多数のエピソードを紹介し、そこから見える社会や時代背景を一つ一つ丁寧に読み解く、中国文学への恰好の入門書。 |
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目次 |
第1部 金・元の文学(白話文学前史 |